左図の上が横浜方向、下が横須賀方向です。渡船箇所は青文字で記されている、ドック・ドック先・青灯・ハナレ・新堤・赤灯の6箇所。赤文字の中廊下と丸カンは老朽化による水没及び破損箇所があるため渡れません。
同じく、別荘もハナレとの間に大きく破損している箇所があり、分断されているため渡れません。緑文字で記されている馬の背は潮が低いときのみに姿を現す<水没堤防>です。
新堤側からは干潮時に降りることが可能ですが、水没している箇所がある時には絶対に降りないでください。周辺の潮は早いので、万が一落水すると流される危険性があります。
通常渡船はドックから赤灯方向へ向かい、その後逆のコースで寄港します。進行方向への移動は可能ですが、逆方向へは移動できません。移動のご希望があるときは、船が見えたら大きく手を振るなどして合図してください。動作がはっきり確認できないと船は通り過ぎることがありますのでご注意ください。
ドック |
全長は約20m程。オカマ部分は足場が高く、多少のウネリなら潮を被ることはありません。他は潮の高い時や、風(北、東寄り)が強い場合は波に洗われることもありますので、要注意。 |
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ドック先 |
全長は100m程。オカマ部分の足場は高いのですが、平場は全て低いので潮の高い時や、風が強いと全体が波を被ります。従って、天候や潮位などの状況により渡船できない日があります。一部崩れてしまったところがあります。十分ご注意ください。 |
青 灯 |
野島防波堤の中では最も全長が長い(約400m)堤防。ここは<青灯>と<ハナレ>付近の2箇所に渡船します。全体的に足場は低く、風の強い日や潮の高い状況でのウネリなどで波を被ることがあります。潮を被ると滑りやすいので足元は要注意です。写真左側がオカマ部分は一部が崩れている箇所がありますので、充分注意してください。 |
ハナレ |
青灯とは同じ堤防ですが、堤防自体の全長が長いのでオカマ付近の<青灯>と堤防中央部となる<ハナレ>の2箇所に船が接岸します。野島防波堤の中では一番長い堤防となりますので、ポイントも砂地から根の多い場所まで多彩です。全長が長いので釣り場所選びも比較的自由にできることもあり、初めて渡船をご利用のお客様は、この<ハナレ>か<青灯>のどちらかに渡船されることをお勧めしています。 |
新 堤 |
全長約100m程。写真の奥側が<青灯>の4帖半方向、手前側が赤灯方向。赤灯との間には<馬の背>と呼ばれる、干潮時のみに姿を見せる水没堤防がありますが、赤灯との行き来はできません。周囲は潮が早いことが多々ありますので、危険ですから水没した状態の馬の背には降りないでください。足場は特に高いところがありませんので潮位や風の強さ次第では波や飛沫を被ります。また、この堤防は両サイドの海面に向かって傾斜がありものを落とすと転がって海に落ちるので要注意。 |
赤 灯 |
野島防波堤のなかでは最も沖側に位置する防波堤。約10m四方のオカマ部分のみからなる、一番小さな渡船箇所です。写真でご覧いただけますように、小部屋状の場所があり、野島防波堤では唯一風雨をしのげる堤防です。足場も高く、波を被ることは殆どありません。ただ、室内に1箇所、外にも1箇所プール状に口の開いたところがあり要注意。もし落ちたら独力ではあがれません。 |
天候の良し悪しにかかわらず、渡船ご希望のお客様が1人のみの場合は安全管理上渡船はお断りしております。
強風・雷などの悪天候(もしくは急変)で危険と判断した場合、出船できなかったり、あるいは早上がりとなることがあります。
渡船の際には各堤防に2名様以上でお願いしております。お1人だけでは残れませんので、その場合は他堤に移動をお願いします。
野島防波堤は海に囲まれた沖堤防です。加えて周辺の潮はかなり早くなることもあり、あやまって落水した際にはお1人では戻れないこともあります。
そのため、出船にあたっては以上のような取り決めをさせていただいております。また、悪天候以外にも季節による海水温や潮位などの状態により、ご希望通りの堤防にご案内できないことがありますが、安全管理上是非理解をお願いいたします。
また、ライフジャケットは必ず着用してください。